堅忍不抜
2021年8月27日

堅忍不抜 とは?

By 座敷あらし

「堅忍不抜」の意味

「堅忍不抜」とはどういう意味かご存じでしょうか?

読み:けんにんふばつ

はっ!これは暗号か!

なんですと!?

義理堅い忍者は抜け忍にならない…っていう意味が隠されているんだよ!

ふぇーなるほどー!気付かなかったんなー(もぐもぐ)

暗号だっていうならもっと隠してくださいよ。それに座敷あらしは返答が適当すぎじゃないですか?

たい焼き食べるのに忙しいんよ。

「堅忍不抜」の意味

「堅忍不抜」とは

どんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して堪え忍ぶこと。

という意味の四字熟語です。

「堅忍」とは

つらいことによく耐え忍ぶこと。我慢強くこらえること。

という意味の言葉です。

また、「不抜」とは

しっかりしていて動かないこと。意志が強くて動揺しないこと。また、そのさま。

という意味の言葉です。

この二つの言葉が合わさることにより、「意志が固く、何があっても決して揺るがず、我慢して堪え忍ぶ」ということを表しています。

意味合ってたよ~!

どこがです?

忍者は何があっても我慢して耐え忍ぶんでしょ?ばっちり当たってるよ~!

けど忍者は関係ないんな。

「堅忍不抜」の由来

「堅忍不抜」は中国の書家である蘇軾(そしょく)の「鼂錯論(ちょうそろん)」に由来しています。

【蘇軾】(そしょく)
中国北宋の政治家、文豪、書家、画家。政治家としての活躍の他、宋代随一の文豪として多分野で業績を残した。文学以外では、書家、画家として優れ、音楽にも通じた。

鼂錯論の中に、「古(いにしえ)の大事(だいじ)を立つる者、唯(ただ)超世(ちょうせい)の才有るのみならず、亦(また)必ず堅忍不抜の志有り」という一説があります。

これは、「昔の偉人は才能があっただけではなく、我慢強く耐え忍んで何事にも動じない心を持っていた」という意味であり、ここから「堅忍不抜」という言葉がうまれました。

「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」みたいな感じかな?

あれは「1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄になる」が正しいという意見もありますよね。

え?突然何の話?

類語

「堅忍不抜」の類語をいくつかご紹介します。

「堅忍持久」(けんにんじきゅう)

つらさや苦しさに耐え、我慢強くもちこたえること。

「志操堅固」(しそうけんご)

志や考え・主義などを堅く守り、何があっても変えないさま。

「不撓不屈」(ふとうふくつ)

強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま。

まとめ

「堅忍不抜」とは「どんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して堪え忍ぶこと。」という意味の四字熟語である。

中国の書家である蘇軾(そしょく)の「鼂錯論(ちょうそろん)」に由来している。

さっきのって何の話だったの?

エジソンの名言ですよ。

あ~、エジソンね、うんうん。

本当に分かってるん?かの有名な伊賀忍の末裔って言われているエジソンだよ?

う、知ってるよ当然!忍者には詳しいよ!

我が姉ながら恥ずかしいですね…。全部ググって調べて下さい。