堅忍不抜 とは?
「堅忍不抜」の意味
「堅忍不抜」とはどういう意味かご存じでしょうか?
読み:けんにんふばつ
はっ!これは暗号か!
なんですと!?
義理堅い忍者は抜け忍にならない…っていう意味が隠されているんだよ!
ふぇーなるほどー!気付かなかったんなー(もぐもぐ)
暗号だっていうならもっと隠してくださいよ。それに座敷あらしは返答が適当すぎじゃないですか?
たい焼き食べるのに忙しいんよ。
「堅忍不抜」の意味
「堅忍不抜」とは
どんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して堪え忍ぶこと。
という意味の四字熟語です。
「堅忍」とは
つらいことによく耐え忍ぶこと。我慢強くこらえること。
という意味の言葉です。
また、「不抜」とは
しっかりしていて動かないこと。意志が強くて動揺しないこと。また、そのさま。
という意味の言葉です。
この二つの言葉が合わさることにより、「意志が固く、何があっても決して揺るがず、我慢して堪え忍ぶ」ということを表しています。
意味合ってたよ~!
どこがです?
忍者は何があっても我慢して耐え忍ぶんでしょ?ばっちり当たってるよ~!
けど忍者は関係ないんな。
「堅忍不抜」の由来
「堅忍不抜」は中国の書家である蘇軾(そしょく)の「鼂錯論(ちょうそろん)」に由来しています。
【蘇軾】(そしょく)
中国北宋の政治家、文豪、書家、画家。政治家としての活躍の他、宋代随一の文豪として多分野で業績を残した。文学以外では、書家、画家として優れ、音楽にも通じた。
鼂錯論の中に、「古(いにしえ)の大事(だいじ)を立つる者、唯(ただ)超世(ちょうせい)の才有るのみならず、亦(また)必ず堅忍不抜の志有り」という一説があります。
これは、「昔の偉人は才能があっただけではなく、我慢強く耐え忍んで何事にも動じない心を持っていた」という意味であり、ここから「堅忍不抜」という言葉がうまれました。
「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」みたいな感じかな?
あれは「1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄になる」が正しいという意見もありますよね。
え?突然何の話?
類語
「堅忍不抜」の類語をいくつかご紹介します。
「堅忍持久」(けんにんじきゅう)
つらさや苦しさに耐え、我慢強くもちこたえること。
「志操堅固」(しそうけんご)
志や考え・主義などを堅く守り、何があっても変えないさま。
「不撓不屈」(ふとうふくつ)
強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま。
まとめ
「堅忍不抜」とは「どんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して堪え忍ぶこと。」という意味の四字熟語である。
中国の書家である蘇軾(そしょく)の「鼂錯論(ちょうそろん)」に由来している。
さっきのって何の話だったの?
エジソンの名言ですよ。
あ~、エジソンね、うんうん。
本当に分かってるん?かの有名な伊賀忍の末裔って言われているエジソンだよ?
う、知ってるよ当然!忍者には詳しいよ!
我が姉ながら恥ずかしいですね…。全部ググって調べて下さい。