アサイン
2020年11月27日

アサインとは?

By 座敷あらし

「アサイン」の意味

「アサイン」とはどういう意味かご存知でしょうか?

カッコいいよね!

カッコいい…?まぁ意識高い言葉ですからね。

後ろからばれないようにササッとやっちゃうのとか!

あぁ、なるほど。

意味

「アサイン」の意味は

割り当てる・あてがう・任命する・配属する・指定する・選任する・付与する

などの意味があります。

英語では「assign」と書くカタカナ語です。

「assign」は動詞ですが、名詞として使う場合は、「assignment」となり、「仕事・地位・任命」などの意味があります。

日本語での「アサイン」は、名詞として「アサイン+動詞」の形で使われています。

また、動詞を使わない表現では、「アサインメント」と使うこともあります。

「アサイン」は使用する各業界によって少し意味が変わります。

一般的なアサイン

一般的なビジネスシーンで使うときは、「ある業務に対して人材を割り当てる」というニュアンスで使用します。

「役職に任命する」「仕事を割り当てる」「部署に配属する」など、そのときの文脈で変わります。

「アサインする」と「アサインをする」という2つの動詞表現が混在しますが、どちらも正しい表現になります。

ホテル・旅行業界でのアサイン

ホテルや旅行業界では「お客様を特定の席または部屋に割り当てる」ことを意味します。

ホテルや旅館の部屋、新幹線や飛行機、バスの座席など全て含みます。

レストランでは、「ご予約客のテーブルの割り当て」という意味でも使います。

パソコンのキーボードでのアサイン

パソコンのキーボードには、キーの組み合わせに特定の機能が割り当てられていることがあります。

これらも「アサイン」と呼ばれ、「キーアサイン」とも呼ばれます。

いろんなときに「アサイン」は使えるんだねぇ。

ふむふむ。けどさぁ、パソコンのキーの組み合わせなんてあったっけ?

ありますよ。有名なのだと「Ctrlキー+C」でしょうか。コピーができますよ。

知らなかった!けどなんで「C」なの?

さすがにうちでも分かるんな。

アサインの使い方

ではアサインを使って会話してみましょう。

今度、アラスカで行われる「たい焼き店立ち上げ会議」のメンバーに君をアサインしようと思っておる。

はい。(アサイン?社長、最近覚えたのかな?)

私ももちろん行くからのぅ、飛行機は窓側の座席をアサインしておいてくれ。

はい。(また言ってる…)

わしのホテルはいつものように最上階の部屋をアサインしてくれのぅ。

はい。(ウザいなー…)

このように、様々なときに「アサイン」を使うことができます。

アサインバック

「アサイン」を使った言葉には「アサインバック(アサインメントバック)」もあります。

これは商標登録に関する言葉です。

先に、権利者に一度商標を登録してもらい、登録が完了したあとで譲渡してもらうことで商標権者になれる方法のことです。

商標登録に関係のある仕事などでないと使わないような言葉ですが、マメ知識のひとつとして覚えておくのも良いかなと思います。

まとめ

「アサイン」とは「割り当てる・あてがう・任命する・配属する・指定する・選任する・付与する」など、様々な意味を持つ言葉である。

また、使用する各業界によっても意味が変わる言葉である。

任命や配属など、本来は重要な言葉であるが、「アサイン」を使うことで軽く聞こえることもあるので、注意が必要である。

確かになぁ~。軽く聞こえちゃうよね。

「任命式」が「アサイン式」とかになったら雰囲気ぶち壊しで嫌なんな。「リアス式」みたいな。

「リアス式?」「リアス海岸」のことですか?最近は「式」は付かないんですよ。

え、まじで…!?