アライアンスとは?
「アライアンス」の意味
「アライアンス」とはどういう意味かご存知でしょうか?
ラーメン大好きな人?
それは小池さんか小泉さんなん。
そっか、アライさんじゃなかったか~。
アライさんだったとしても大外れですけどね。
意味
「アライアンス」の意味は
同盟、協力、協調、縁組
という意味です。
英語の「alliance」からきている意識高い系のカタカナ語です。
ビジネス用語として使用される時は、異なる立場にある複数の企業が互いの利益を上げたり、業務を拡大させたり、新規事業を立ち上げる、といった目的で、協力し合う体制や業務提携を交わす経営スタイルのことです。
ノウハウやスキルなどを持ち寄ることで相乗効果を期待して結ばれることが多いようですよ。
じゃあ、あんこが美味しい会社と、粉もんが美味しい会社と、金物屋が業務提携して、美味しいたい焼きを作ろうとしたらアライアンスってことでいいのかな?
アライアンスとM&Aの違い
買収とか合併ってニュースとかでよく聞くけどそれもアライアンスなの?
(え…ニュースなんか見てないくせに…)
いいえ、違います。
合併と買収を合わせた言葉で「M&A」という言葉があります。
M&Aは
「Mergers(合併)and Acquisitions(買収)」を省略した言葉。
複数の会社を法的に一つにまとめること。
です。
複数の企業が合併して違う会社になったり、1つの企業が他の企業を買収して吸収することを指します。
M&Aだと元の会社が無くなることがありますが、アライアンスは協力しあうだけなので会社が無くなることはありません。
それが大きな違いと言えます。
アライアンスの使い方
では使い方の例文を見ていきましょう。
たい焼き市場で成功したいからアライアンスとやらを築こうと思っておるんじゃがどうしたらいいかのう?
それでしたら、たい焼き業界1位のアライアンスに参加するのはどうでしょう?
アグリー!
このように、「提携」の意味合いで「アライアンス」を使ってみましょう。
メリットとデメリット
アライアンスのメリットとしては、M&Aとは違って、膨大な時間とお金がかからないこと、自社になかったノウハウを有する企業と提携できること、関係の構築も関係解消も速やかに行うことができること、などが挙げられます。
アライアンスっていいこと尽くめじゃん!
そうとも言えません。メリットが存在すればデメリットも存在します。
デメリットとしては、共同で開発しても、相手企業が上げた利益は自社の利益として反映することはできないことです。また、個人情報漏洩や自社の技術やノウハウが流出するリスクも考慮しなければなりません。自社がしっかりと漏洩などに注意していても提携会社も同じような意識で注意しているか分かりません。
提携先は慎重に選ばないと大変なことになってしまうんなぁ。
まとめ
「アライアンス」とは英語で「alliance」と書き、「同盟、協力、協調、縁組」という意味である。
ビジネス用語としては、複数の企業が互いの利益を上げたり、業務を拡大させたり、新規事業を立ち上げる、といった目的で、協力し合う体制や業務提携を交わす経営スタイルのことである。
アライアンスって身近なところだとどの企業がやってるのかな?
たくさんありますよ。航空会社のマイレージとかもそうですし、トヨタ、ダイハツ、スバル、マツダ、スズキという5社のアライアンスも誕生してますよ。
知らんかった!